BLOG ブログ

ブログ

「自己意識の最適化」を日々の習慣にする方法

人は、自分と他人の顔を識別することができ、しかも、自分の顔に対しては脳が活性化する。そんな脳の働きをうまく利用すれば、「自分の顔」をみることで仕事に対するやる気を自然と引き出すことも可能になるのかも知れません。ここでポイントとなるのが、「自己意識の最適化」です。自己意識が最適化されていないままだと、自分の顔を見ても、かえって仕事への意欲が削がれてしまうからです。スキンケアやメイクアップを用いれば、自己意識の再構築や最適化が無理なく行えます。

目次

自分の顔を見ると脳は反応する

「自分の顔を見ることでやる気を引き出すことができるかも知れない」
 そんなことが大阪大学の研究で発見されました。

大阪大学の中野珠実准教授らが行なった研究によると、
0.025秒という見ていることを認識できないくらいの短時間に自分と他人の顔写真を次々に表示した場合、
被験者の脳は無意識に自分と他人の顔を見分けているという反応を示したそうです。
(参考:朝日新聞デジタル「自分の顔見ると、やる気アップ?のうつ道を調べて発見」竹野内 崇宏)

また、この研究の中で中野准教授らは、被験者が自分の顔を見た場合には
神経伝達物質であるドーパミンの分泌に関わる部分が強く反応をしめしたため、
自分の顔を見ることが自然とやる気を引き起こす鍵になるのではないかと考えています。

一方、ネットでは・・・

 この記事に対し、ソーシャルメディアのツイッター上では
 「自分の顔でやる気が起きるわけない」という意見の方が多いようです
 
 確かに、私のサロンへ相談に来られるお客様からも
 「オンライン会議で写った自分の顔をみてがっかりした」というお悩みをよく伺います。
 中には、「自分の顔を見たくないからカメラはオフにしている!」という方までいらっしゃいました。
 
 脳が自分の顔を認識できてしまう以上、
 モニター上に並んだご自身の顔へ意識が向いてしまうのは仕方のないことです。
 ですが、ご自身の顔を見てしまったばかりに
 仕事へのやる気が削がれてしまうのはもったいないこと。

 このように、大阪大学での研究結果とは正反対に
 「自分の顔を見るとやる気がなくなってしまう」と感じる方が多いのはなぜなのでしょう?

研究結果と実感の溝を埋めるカギは「自己意識の最適化」

私たち人間は、「自分自身」という存在を認識すること(自己認識)ができます。
この「自分の存在を認識する」という能力は、人間では1歳後半あたりから現れはじめ、
「マークテスト」という簡単な実験で調べることができます。

このテストでは、赤ちゃんに気づかれないように顔に印をつけた後、
その顔を鏡に写して見せて、その反応を調べるというものです。
鏡に映るの像が自分だと認識できると、自分で自分の顔の印を取ろうとします。
これは、鏡に映るのが自分であることを理解しているというだけでなく、
「自分の存在そのもの」を認識しているためにできる行動なのです。
この自己認識は、ゴリラやオラウータンといった大型霊長類の他に
イルカや象といった一部の哺乳類でも確認されています。

さて、この「自分が存在していると認識できる」ということですが、
人間が社会で生きていく上でとても重要な役割を持っています。
この自己認識が発達したおかげで、
人間は「自分が他社からどう思われているのか?」を考えることができるようになったのです。
自分自身に意識を向ける、つまり、『自己意識』を持ったのです。

この「自分は他人からどのように見られているのか?」という自己意識は、
ビジネスシーンにおいても非常に重要です。
例えば、前回の記事でも触れた「身だしなみ」を整える際にも必要ですし、
初対面の人物とのコミュニケーションや、プレゼンテーションといった場面でも
自己意識の在り方が重要なカギとなります。

ところが、この「自分は他人からどう思われているのか?」を考える時、
多くの人が、自分自身について肯定的あるいは好意的な判断ができないようです。
これは、自己意識が最適化されていないことも一つの要因でしょう。

自己意識が最適化されないと自分の顔でやる気は起きない

 自己意識が最適化されていないまま自分自身について考えると、
 一体どんなことが起きるのでしょうか?
 そればズバリ、『自己評価を適切に行えない』ことにつながっていきます。
 これは、自己肯定感が低い時と同じ状況とも言えます。
 
 「自分が他人からどう見られているのか?」
 「私はこのグループ内でどんな役割があるのか?」
 自己意識が最適化されていないまま「集団の中にいる自分の存在」を考えてしまうと、
 その集団内における自分自身の価値を低く見積もってしまって、本来の力を発揮できなかったり、
 反対に、自己評価が高すぎるあまり、チームワークに欠いた行動をとってしまうことにもあります。

 また、自己意識というのは、自己肯定感にも影響されるので
 自己肯定感が低いと、自己意識が不安定になってしまうのです。

デスクに鏡を置くよりも、『自己意識の再構築』が先決!

ここまでコラムを読み進めていただいたなら、
今回の大阪大学での実験結果をビジネスに生かす方法が浮かんできた方も多いと思います。

ただし、あなたが「じゃぁ、デスクに鏡をおいて常に自分の顔を見えるようにすればいい!」と考えたのでしたら、
残念ながらその方法はうまくいかないでしょう。

なぜなら、多くの人はそもそも「自己意識が最適化されていない状態」でいるからです。
あるいは、「自己肯定感が低い状態」とも言えます。
その証拠に、この研究結果を紹介した記事に対して、ネット上では否定的な意見が多く寄せられました。

「自分の顔」をビジネスの武器にしたいのならば、
まずは自己意識を最適化して、自己肯定感を育てていく必要があります。

自己意識や自己肯定感は一朝一夕に育たない

 そころが、自己意識や自己肯定感というのもは
 そうそう簡単に再構築や高めることができるものではありません。
 人には、それぞれ長年培われてきた自分自身に対する思い込みや、コンプレックスがあります。
 
 だとしても、自己意識や自己肯定感を再構築して高めることは不可能ではありません。
 日々の生活の中に、自己意識を再構築し、自己肯定感を育てていくための『仕組み(習慣)』を作るのです。

 例えば、スキンケアはメイクアップなどは、すぐにでも始めることができます。
 自分に合ったスキンケアやメイクアップを身につければ、目に見えて美しくなるので
 より確実に自己意識を刺激し、自己肯定感を育てることができるのです。 

<まとめ> 毎日の習慣で自己意識を最適化し、自己肯定感を育む

在宅ワークが増えたことで、「人に見られる」機会も急に少なくなりました。
そういった毎日では、自分の身なりに気を使って自己意識を刺激することもあまりないでしょう。
着替えて身だしなみをそれなりに整えるのはオンライン会議の時だけ、
という方も中にはいるのではないでしょうか?

大切なことは、在宅ワーク時でもメイクをする/しない、スーツを着る/着ないといった
表面的なことではありません。
どんな状態であれ、その状態でご自身の仕事への意欲が出て、
求められる結果を出せるのではあれば、そればあなたにとってベストな環境だと言えます。

その一方で、モニターに映った自分の顔にげんなりしたり、
ボサボサの髪とパジャマのままで、何から手をつけていいのかわからないのであれば、
自己意識を最適化して、自分の身なりからやる気を起こす必要があるのではないでしょうか?
まさに、「形から入る」のです。

在宅時間が増えたからこそ、もう一度自分自身に目を向けて、
自己意識を再構築し、自己肯定感を育てるために時間を割くのも悪くはないと思います。
そして、毎日の習慣をベストな自分を継続するための「仕組み」にしてみるのはいかがでしょうか?


★☆ …… ビジネスに、きれいの力を。 …… ☆★ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

SHARE

ブログ一覧